白いウェディングドレスを着て、友人や家族にお祝いをしてもらえる華やかな結婚式に憧れを持っている女性は少なくないと思います。
でも結婚式は多くの時間、お金、エネルギーを使うので、大変ですよね。
そこで今回ご紹介したいのは、フォトウェディングという選択肢です。
私の体験した八芳園でのフォトウェディングについて、フォトウェディングを選んだ理由、準備から撮影までの流れ、かかった費用、良かったこと・残念だったこと、後悔しないためのポイントをご紹介します。
後悔しないためにも、準備段階から楽しむためにも、ぜひ記事を読んで参考にしてください。
フォトウェディングを選んだ理由
ずばり、時間とお金の節約です。
結婚式に比べると、フォトウェディングは決めなければいけないことが少ないため、時間の節約になります。
例えば、結婚式では、誰を呼ぶか、誰に挨拶をしてもらうか、受付は誰に頼むか、テーブルの配置はどうするか、料理はどうするかなど、自分たち以外の人が関わることが出てくるため、エネルギーと検討時間を要します。招待状の準備、お返しの品の準備などもありますね。
一方、フォトウェディングは基本的には、撮影場所、写真のイメージ、メイクや衣装を自分たちだけで決めれば良いので、時間の節約になります。また、準備期間についても、結婚式は半年以上前から取り掛かりますが、フォトウェディングは2ヶ月程度前からでも間に合います。
金銭面でも一桁程度の違いがあります。
規模やオプションにもよりますが、ウェディングフォトは、だいたい数万〜数十万程度ですが、結婚式は数十万〜数百万程度までに膨らみます。ウェディングフォトはかなりのことをしないかぎりは上限額が見えていますが、結婚式はオプションが多いため上限額が見えづらいということがあります。
ウェディングの記念を残したいけど、時間とお金も節約したいという方にはウェデイングフォトはおすすめです。
準備から撮影当日までの流れ
準備から撮影までのステップを大まかにご紹介します。私の場合、以下の1〜7のステップで進めました。
なお、会場決定後、八芳園と対面で打ち合わせをしたのは1回のみ。基本はメールのやり取りで進めました。
- 素材を集めてウェディングイメージを固める(当日の2ヶ月程度前)
まずはPinterestを使って、自分の理想のウェディングドレスや、メイク、撮影場所を検索しました。キーワードとしては、「ウェディングドレス」、「フォトウェディング」「結婚式」、「ウェディング」などなど。
和装も着たかったため、「和装 ウェディング」などでも検索をしていました。
私が集めた写真のうち、最も多かったものが、日本庭園で和と洋を組み合わせたものでした。
このように、いいなと思った素材を集めていると自分の好みを整理することができます。 - 会場を決定する(当日の2ヶ月程度前)
素材を集めている中で、気に入った写真の会場を調べると、八芳園で撮影されたものでした。
まずは八芳園のホームページを確認し、フォトウェディングのプランを調べました。
続いて他の日本庭園でのフォトウェディングも調べ、プラン、金額(キャンペーンなどで安くなっているか等)、交通アクセスの観点で比較検討を行いました。
八芳園には実際に見学に行き、お庭の雰囲気やプランの紹介をしていただきました。私の場合は、他の会場には行かずに八芳園に決めました。 - プランと日程を決める(当日の2ヶ月程度前)
会場決定後、プランと撮影の日程を決めしました。
プランとは、衣装の組み合わせを決めることを意味しており、洋装のみ、和装のみ、洋装と和装から選べます。私は、洋装も和装も両方着たかったため、洋装と和装のそれぞれ1着ずつ(ウェでディングドレスと白無垢)を着られるプランを選びました。
日程は、八芳園の場合、キャンペーン価格でフォトウェディングをする場合は平日限定となっており、平日の中から本番と予備日の2日間を候補とし、予約をしました。 - 衣装やオプションを決める(当日の1ヶ月〜1週間程度前)
次に、前事前に送られてきた衣装の写真の中から、候補を3つほど選んで八芳園に伝えておき、本番の1週間程度前に候補の衣装を試着をしに行きました。
衣装は、基本料金内で収まるものと、オプションとして追加料金(+数万円程度)がかかるものがありました。追加オプションは、衣装、アルバムの作成、カメラマンの指定、小物類、新郎のメイク、メイクリハーサルなどがありました。
ちなみに持込はOKでした。 - 撮影スポットを決める(当日の1週間程度前)
衣装合わせをしに行った際に、撮影スポットを決めました。
撮影時間は2時間設けられており、お庭や館内のどこでも撮影することができます。
見学時にお庭や館内を見せていただき、ある程度決めていましたが、当日の1週間前には詳細を決めました。 - メイクリハーサル(当日の1週間前)
1週間程度前にメイクリハーサルをしました。
自分の理想とする花嫁の写真素材を何枚か用意しておき、それに合わせてメイクや髪型を色々と試してもらいました。2時間程度かかりましたが、メイクさんにしっかりと話して髪型・メイクを決められたので、安心して当日を迎えることができました。 - 撮影当日
撮影時間の3時間前に集合し、メイク、着替えと着々と撮影の準備をしました。
私たちは家族も呼んで、撮影スポットを一緒に周り撮影をしました。カメラマンさんと初めてお会いし、撮影の確認を行いました。
かかった費用
和装、洋装の2着プランの場合の料金をご紹介します。
項目 | 金額(円) | |
基本料金 | 407,000 | |
オプション | カメラマン指名 | 33,000 |
ヘアメイクリハーサル | 33,000 | |
新郎衣装追加(和装) | 5,500 | |
新郎衣装追加(洋装) | 38,500 | |
新婦衣装追加(和装) | 16,500 | |
新婦衣装追加(洋装) | 33,000 | |
計 | 566,500 |
なんだかんだで結構な額になってしまいました。
こだわりを持たなければ抑えられましたが、一生に一度の買い物と思い、妥協せずにオプションを付けました。
衣装を基本料金内にしようとすると、数・種類が限られてしまい、私の思うような衣装が無かったため、追加することに。
メイクリハーサルやカメラマン指名は結構な値段がかかりましたが、特にメイクリハーサルは付けておいて良かったと思います。相場よりも高めではありますが・・・
しかし、事前に私の顔立ちや雰囲気、当日の衣装を把握してもらったことで、メイクや髪型を調整していただくことができました。
カメラマンさんは、指名をしなければ当日空いている方に対応してもらうことになっていましたが、カメラマンさんによって作品のテイストがかなり異なったため、指名することにしました。
ただ、当日まで1度もお会いすることができなかったので、私たちとの相性はわからないまま当日を迎えました(カメラマンさんの顔写真を事前に見せていただいていましたが、想像していたキャラクターとは違く、当日は結構驚きはしました(笑))。
良かったこと、残念だったこと
八芳園フォトウェディングの良かった点、残念だった点を記載しておきます。
<良かった点>
・お庭の手入れが行き届いていてとても素敵だった
・メイクさんが親切に対応してくださった
・時間内であれば館内の撮影箇所は自由に決められる
・駅近
・基本的には何でも持込可
・家族や友人も呼ぶことができる
<残念だった点>
・撮影予定スポットが当日工事中で要望通りの写真を撮れなかった
・担当者が毎回変わってしまい情報共有が不十分だった
・カメラマンと事前打ち合わせができなかった(カメラマンに要望が伝わっていなかった)
・ウェディングドレスの直しが不十分だった
・基本的に提案などは無く、こちらから質問をしないと情報が出てこなかった
・オプション金額は相場と比較すると少し高め
八芳園のお庭はとても広く、趣きがあり、手入れの行き届いたとても素的なお庭でした。また、平日ということもあり、人が少なく、落ち着いて撮影することができました。
一方で、当日予定していた撮影スポットがまさかの塗装工事で思うような撮影ができなかったというトラブルがありました。これは事前にお知らせいただいておらず、とても残念だった点だと思います・・・
後悔しないために
<必ず比較検討すること>
私はpintrestで見つけた八芳園の写真に惹かれて、他の会場には見学に行かずに一発で決めました。
ただ、他の会場にも足を運び、担当者との相性、サービス内容、価格幅など総合的に比較検討を行った方が良かったなと思います。
良い写真が撮れたので、結果オーライとしていますが、思っている以上にサービス内容や担当者との相性は大切だと思いました。
<準備は1週間前に終わらせておく>
私は普段は髪の毛を明るめにカラーリングしていますが、ウェディングはクラシックで清楚なイメージにしたかったため、暗い色に染める必要がありました。
撮影1週間前に美容院に行き、イメージ画像を見せて、暗めに染めてもらいましたが、3日後には緑色が混ざったような髪色になってしまいました。すぐさま美容院に電話をしてやり直しをしてもらいましたが、これが直前に美容院に行っていたら間に合わなかったと思います。
事実、夫のJJはというと、撮影前日に美容院に行ったのですが、いつもの美容院は混んでいたため違う美容院に行ったところ、思い通りの髪型にはならず・・・
美容院は余裕を持って行っておくと良いと思います。
その他にもネイル、衣装下着、小道具、装飾品などなど、自分で準備が必要なことは少なくとも1週間程度前には揃えておくと安心だと思います。
いかがでしたか?
私たちのフォトウェディングは色々なハプニングがあったので、少し長文になってしまいました(笑)
今となっては笑い話になりますが・・・(笑汗)
一生に一度のウェディング。準備も楽しみながら満足のゆくものにしたいですよね。
特別な良い思い出になるように願っています!